7月17日(日)ときの風ホールにて松竹歌舞伎舞踊公演を開催しました。
コロナ禍により実に三年ぶりの巡業となる本公演。中村芝翫親子四名と中村松江が共演する華麗な舞踊の世界を約700名が楽しみました。
アルスプラザ外周には本公演の「のぼり旗」が立てられ、公演への期待を高めます。
演目は格調高い歌舞伎舞踊として人気の「操り三番叟」と「連獅子」。
開演後は中村芝翫氏が地方巡業ならではの「御挨拶」の一幕がありましたが、約20分と異例の長さの挨拶があり、本公演に対する意気込みが感じられました。
ときの風ホールは舞台と客席の距離が近いホールです。それゆえ観客の熱気が伝わったのか、この日は俳優の縁起に非常に熱が入っており、特に「連獅子」では見どころの首振りに観客が湧き、それに応えて非常に長く首振りが行われ、観客と俳優が一体となって会場を盛り上げました。
エントランスロビーでは歌舞伎グッズや地元の銘菓などの物販が行われ、公演を盛り上げました。
アルスプラザ初となる歌舞伎舞踊公演は満席となり、多くの市民が迫力ある演目を鑑賞しました。
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